前回の続きです。新人君に計算してもらいました。
ボルトの寸法をネットから探してきて、SketchUpのVolume Calculatorで
下記のように計算しました。
SketchUp ver8では、環境設定/機能拡張/機能拡張をインストールから
プラグインをインストールしますが、拡張子が.rbだと、
/Library/Application Support/Google SketchUp 8/SketchUp/Plugins/に入れる必要があります。
今のところは、.rbのプラグインでエラーになってはいませんが、バージョン違いでの
エラーの可能性は捨てきれません。
ボルトの径を小さくする前と後との比較では、何点かの前提条件が有ります。
電柱にねじ込むボルトですので、雌ねじ径は決まっていますから、ねじ部分は小さく出来ません。
また、ボルト頭はレンチ使用の汎用性の必要がありますからこれも径を小さく出来ません。
従って、直径が16ミリから15ミリに変わったのは、110ミリの長さの部分だけとなります。
ねじ部は厳密に言えばねじを切ってある分体積が少ないはずですが、計算上無視します。
リングの部分(ねじ込みが深くなりすぎないためのストッパー)も概略ですので
多少違うかもしれませんが、計算自体が概算ですのでこれもそのままとします。
両方のボルトに同じ部品を使っていますから、誤差はそれほどでないしょう。
計算結果は径16ミリが36ミリリットル、15ミリが33ミリリットルでした。
とすると、10円/3ミリリットルですので、16ミリのボルトは120円と推測されます。
殿様商売と思われていた、東京電力の電柱のボルトは意外と安かったな。
という印象です。
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直径16ミリのボルトと15ミリのボルト
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