通常のCADでの作図では、壁芯のグリッドを配列複製し出入り枠を書いてから
二重線で壁線を書いていきますが(VectorWorks)
SketchUpは壁厚を指定して立ち上げ(プッシュ&プル)てから
出入り枠、ウインドウで壁を切り抜いて行くというCADとは違う手順で作図して行きます。
ですので初めて建築の簡易CADとして使われるかたは大分面食らうと思います。
また、壁芯で考えるのではなく、逃げ墨で考えるところもそうだと思います。
——————手順2
4 立面図をあらかじめ実寸に合わせ伸縮してガイドして90度Z方向に立ち上げて用意
5 壁をプッシュプルで前述、立面図をガイドに使って高さを指定。
この立面図をガイドに使って壁の高さを指定するという考え方は
obunoさんの講習会で習ったやり方です。
個別に立面図にブイチであたって壁の高さを求めるというのは
何度もあたることを繰り返す事になるので能率的でなく
ガイドを使うほうが推定機能を使える事もあって作図に適当だと思います。
6 ドア、窓、等を配置
7 野地を配置
この野地を先に配置するのには理由があり、野地面を決めてから瓦を配置しないと
煙突の部分が納まらない(位置を出しづらい)と考えたからです。
(あとで、瓦を煙突でカットします。)
また、軒先部分を三角形で先に作ってフォローミーで軒先線を
オフセットツールで作ったガイドに従ってまわしたい。という考えもあります。
- オフセットツールを使って壁を作成
基礎高、壁高、天井高、野地作成に備えてガイドとなる立面図を用意 - 平面図をもとに北方向を入力
- ツールを図面上に表示させて北方向を指示
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